「就労継続支援B型に通うのは恥ずかしい…」
このような気持ちを抱えている方や、ご家族は少なくありません。
「周りからどう思われるだろう」
「働けない自分が情けない」
「B型に通うのは人生の負けなのでは?」
しかし、結論から言うと就労継続支援B型に通うことは、決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、自分の体調や特性に合った環境で一歩前へ進もうとする、とても前向きな選択です。
この記事では、B型事業所に通うことが恥ずかしいと思われる理由や、その不安を解消する考え方について詳しく解説します。
就労継続支援B型とは?
就労継続支援B型とは、障害や病気などにより一般企業で働くことが難しい方が、自分のペースで働く練習ができる福祉サービスです。
B型事業所では、
- 軽作業
- パソコン作業
- ハンドメイド制作
- 清掃
- 農作業
- EC販売
など、事業所によってさまざまな仕事があります。
利用者は工賃を受け取りながら、生活リズムを整えたり、社会とのつながりを持ったりすることができます。
「恥ずかしい」と感じる理由
① 周囲の目が気になる
一番多い理由がこれです。
「知り合いに見られたらどうしよう」
「働いていないと思われそう」
しかし実際には、他人は思っているほど自分を見ていません。
自分が気にしているほど、周囲はあなたの通所先を知る機会は少ないものです。
② 「普通に働けない」と思ってしまう
日本では
「会社員=普通」
「正社員=成功」
という考え方が根強くあります。
そのため、
「一般就労できない自分はダメなんだ」
と思ってしまう方もいます。
しかし、これは大きな誤解です。
人にはそれぞれ得意・不得意があります。
車椅子が必要な人がいるように、働き方にも支援が必要な人がいます。
それは恥ではありません。
③ 家族や友人に理解されない
中には
「甘えている」
「もっと頑張れば働ける」
と言われて傷つく方もいます。
ですが、精神疾患や発達障害、知的障害は外見では分かりにくいため、理解されにくいことがあります。
見えない障害だからこそ、誤解されることも少なくありません。
実際に利用している人はどう思っている?
多くの利用者さんは最初、
- 行くのが怖い
- 恥ずかしい
- 自信がない
という気持ちで見学に来られます。
しかし数か月後には、
- 「来て良かった」
- 「生活リズムが整った」
- 「友達ができた」
- 「毎日が楽しい」
と話される方がとても多いです。
最初の一歩が一番勇気が必要なのです。
B型に通うメリット
生活リズムが整う
決まった時間に通所することで、
- 朝起きる習慣
- 昼夜逆転の改善
- 体力向上
につながります。
自信がつく
仕事をすると、
「できた」
という成功体験が積み重なります。
小さな成功が自己肯定感を育てていきます。
人とのつながりができる
一人で家にいる時間が長いと、孤独を感じやすくなります。
B型では、
- スタッフ
- 利用者
- 地域
とのつながりが生まれます。
社会との接点が増えることで、気持ちが前向きになる方も少なくありません。
将来の選択肢が増える
B型がゴールではありません。
利用者の中には、
- A型事業所
- 一般就労
- 障害者雇用
へステップアップする方もいます。
また、
「今のままB型で長く働きたい」
という選択も立派な人生です。
恥ずかしいと思う必要はありません
もし足を骨折したら、病院へ行きます。
もし目が悪ければ、眼鏡をかけます。
障害や病気がある方が支援を受けることも、それと同じです。
必要な支援を受けることは、自立への第一歩です。
無理をして体調を崩してしまうより、自分に合った環境で働く方がずっと大切です。
家族に知ってほしいこと
ご家族の中には、
「B型へ行くなんてもったいない」
と思われる方もいます。
しかし、一番大切なのは、
本人が安心して毎日を過ごせることです。
焦って一般就労を目指して体調を崩すより、
少しずつ自信を積み重ねる方が、結果的に長く働けるケースはたくさんあります。
本人を責めるのではなく、
「自分のペースで頑張ればいいよ」
という言葉が大きな支えになります。
B型事業所選びも大切
B型事業所は全国にたくさんあります。
事業所によって、
- 雰囲気
- 作業内容
- スタッフ
- 工賃
- 支援内容
は大きく異なります。
気になる事業所があれば、まずは見学や体験利用をしてみましょう。
実際に足を運ぶことで、「ここなら通えそう」と感じられる場所が見つかるかもしれません。
まとめ
就労継続支援B型に通うことは、決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、自分に合った環境で前向きに生活を立て直そうとする、とても勇気ある選択です。
最初は不安や戸惑いがあって当然です。しかし、その一歩が新しい生活につながるきっかけになることも少なくありません。
焦る必要はありません。
あなたのペースで、一歩ずつ前へ進んでいけば大丈夫です。

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