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就労継続支援B型のお金はいくら?工賃・利用料・通所費用をやさしく解説

「就労継続支援B型に通うと、どのくらいお金をもらえるの?」
「利用するために、お金を払うこともある?」

B型事業所の利用を考えたとき、お金のことが気になるのは自然なことです。生活に関わる大切な話だからこそ、遠慮せずに確認してよい内容です。

就労継続支援B型では、作業に対して「工賃」が支払われます。一方、所得などによってサービス利用料がかかる場合があり、昼食代や交通費も確認が必要です。

この記事では、受け取るお金と支払うお金を分けて、事業所選びで確認したいポイントを紹介します。

目次

就労継続支援B型でもらえるお金は「工賃」

就労継続支援B型は、雇用契約に基づいて働くことが難しい方に、作業の機会や必要な支援を提供する障害福祉サービスです。一般的なアルバイトの給与とは仕組みが異なり、生産活動の対価として工賃が支払われます。

工賃の原資は、生産活動による収入から、その活動に必要な経費を差し引いたお金です。商品の販売や受託作業などが、工賃につながります。

「B型なら、どこでも同じ金額がもらえる」というわけではありません。仕事内容や工賃の計算方法、利用日数・作業時間などによって、実際の受取額は異なります。

見学時には「月に何日、何時間くらい通うと、工賃はどの程度になりますか」と、自分の希望に合わせて聞いてみましょう。

B型事業所の平均工賃はいくら?

厚生労働省が公表した令和6年度実績では、就労継続支援B型の全国平均工賃月額は24,141円です。

ただし、これは公表資料の算出方法による平均値であり、利用者全員が毎月この金額を受け取れるという意味ではありません。事業所ごとの差に加え、同じ事業所でも利用状況などによって金額が変わります。

確認したいのは、平均額だけでなく、自分に近い通い方での目安です。

  • 週2~3日の利用では、月にどの程度になるか
  • 午前中だけなど、短時間利用の場合はどうなるか
  • 時間・日数・出来高など、何を基準に計算するか
  • 工賃の締め日と支払日はいつか

「高い工賃」と書かれていても、その金額になる条件が自分に合うかは別に確認する必要があります。無理なく続けられる通い方と一緒に考えることが大切です。

就労継続支援B型の利用料はかかる?

障害福祉サービスの利用者負担は原則1割ですが、所得などに応じた月額上限があります。厚生労働省が示す区分は次のとおりです。

所得などの区分負担上限月額
生活保護受給世帯0円
市町村民税非課税世帯0円
一般1に該当する課税世帯9,300円
一般2に該当する世帯37,200円

一般1は、市町村民税の所得割が16万円未満の課税世帯が基本ですが、20歳以上の入所施設利用者やグループホーム利用者は除かれます。実際の区分は自治体に確認しましょう。

また、上限額は毎月必ず支払う定額料金ではありません。実際のサービス利用に基づく負担額について、上限が設定される仕組みです。

18歳以上の方の所得判定は、施設に入所する18・19歳を除き、原則として本人と配偶者の範囲で行われます。親と同居しているという理由だけで、親の収入がそのまま判定対象になるわけではありません。

自分の負担額を知りたいときは、障害福祉サービス受給者証の負担上限月額を確認し、不明な点を市区町村の障害福祉窓口へ相談してください。

利用料が0円でも確認したい出費

サービス利用料の自己負担が0円でも、通所に関わるすべての費用が無料とは限りません。事業所によっては昼食代や活動に伴う実費がかかり、公共交通機関で通う場合は交通費も必要です。

見学の際は「利用料のほかに、月にどのような費用がかかりますか」と聞くと整理しやすくなります。昼食や送迎を利用する場合は、その条件と費用も確認しましょう。

たとえば、工賃が月15,000円、昼食代が月4,000円、交通費が月2,000円なら、差し引きは9,000円です。

これは仕組みを説明するための仮の例であり、特定の事業所の料金や工賃を示すものではありません。「受け取る金額」と「通うために使う金額」を並べると、生活への影響を具体的に考えられます。

工賃を増やしたいときに考えたいこと

「少しでも収入を増やしたい」という希望も、大切な相談内容です。まずは職員に、目標と今の体調を伝えてみましょう。

工賃の計算方法によっては、利用日数や作業時間の変化が金額に影響します。ただ、負担が大きくなって休む日が増えてしまえば、続けることが難しくなります。通所を増やす場合も、体調を見ながら段階的に考えたいところです。

作業との相性を確かめる方法もあります。細かい確認が得意な方、パソコン操作に関心がある方、ものづくりが好きな方など、取り組みやすい仕事は人によって違います。

事業所側にも、仕事の受注、販売方法の改善、作業手順の整理など、工賃につなげるための工夫が求められます。「本人がもっと頑張る」ことだけに頼らず、働きやすい環境と仕事の仕組みを一緒に考えることが大切です。

お金についてよくある質問

休んだ日も工賃はもらえますか?

工賃の支給規程や計算方法によります。欠席・早退した場合の扱いも、利用前に確認しておくと安心です。

工賃と障害年金などは一緒に受け取れますか?

利用している制度や本人の状況によって確認事項が異なります。B型を利用するという理由だけで、一律に受給できなくなると判断せず、年金は年金事務所、生活保護は担当ケースワーカーなどへ相談しましょう。

見学でお金の話をしても大丈夫ですか?

もちろんです。工賃や費用を理解してから利用を決めることは大切です。説明を聞いて分からなかった点は、具体例や書面での確認をお願いしてみましょう。

野田市・流山市・柏市周辺でB型事業所をお探しの方へ

就労継続支援B型事業所「毎日が夏休み。」では、パソコン作業やEC物販、軽作業、ハンドメイドなどに取り組んでいます。

お金の見通しと同じように、「どんな作業なら取り組めそうか」「どのくらいのペースなら続けられそうか」も、事業所選びの大切なポイントです。

野田市・流山市・柏市周辺でB型事業所をお探しの方は、見学の際に、希望する通い方と工賃の目安、利用にかかる費用をお尋ねください。

「働くことに不安がある」「まずは仕事内容を知りたい」という段階でも大丈夫です。自分に合った一歩を考えるために、気になることからご相談ください。

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