「就労継続支援B型に興味はあるけれど、実際にはどんな一日を過ごすの?」
「朝から夕方までずっと作業するの?」
「体調に不安があっても通える?」
初めてB型事業所を利用する方にとって、事業所での一日の流れは気になるポイントではないでしょうか。
就労継続支援B型は、一般企業などで働くことに不安や難しさがある方が、自分の体調やペースに合わせて作業や訓練に取り組める福祉サービスです。
今回は、B型事業所の一日の流れや仕事内容、休憩時間、利用時間などについて、就労継続支援B型事業所「毎日が夏休み。」がわかりやすく紹介します。
就労継続支援B型とは?
就労継続支援B型とは、障害や体調などの理由から一般企業で働くことが難しい方に、働く機会や活動の場を提供する障害福祉サービスです。
一般的なアルバイトや会社員とは異なり、事業所と雇用契約を結ばずに利用します。
そのため、
- 長時間働くことに不安がある
- まずは生活リズムを整えたい
- 人とのコミュニケーションに慣れたい
- 自分に合った仕事を探したい
- 少しずつ働く時間を増やしたい
といった方も利用を検討できます。
事業所によって仕事内容や利用時間、雰囲気などは大きく異なります。
だからこそ、利用を決める前に見学や体験をして、実際の一日の流れを確認することが大切です。
B型事業所の一日の流れ
ここからは、一般的なB型事業所をイメージした一日の流れを紹介します。
※事業所によってスケジュールは異なります。
9:00~10:00|通所・朝の準備
事業所に到着したら、荷物を置いたり、その日の作業準備をしたりします。
事業所によっては送迎サービスを利用できる場合もあります。
毎日同じ時間に通所することは、仕事だけでなく生活リズムを整える練習にもなります。
最初から毎日通うことが難しい場合は、無理に週5日から始める必要はありません。
例えば、
「まずは週2日から」
「午前中だけ利用したい」
といった形でスタートできる場合もあります。
自分の体調について職員に相談しながら利用日数や時間を考えていきましょう。
10:00~|朝礼・体調確認
作業を始める前に朝礼や体調確認を行う事業所もあります。
「昨日はよく眠れたか」
「今日は体調に問題がないか」
「困っていることはないか」
などを確認し、その日の状態に合わせて作業を考えます。
B型事業所では、単純に「仕事ができたか」だけを見るのではなく、安定して通えるようになることも大切な目標の一つです。
調子が悪い日は職員へ伝えることも重要です。
10:00~12:00|午前の作業
朝礼などが終わったら、午前中の作業が始まります。
仕事内容は事業所によってさまざまです。
例えば、
- 軽作業
- 内職
- 袋詰め
- シール貼り
- 組み立て
- 清掃
- パソコン作業
- データ入力
- ハンドメイド
- ECサイト関連業務
- 農作業
などがあります。
最近では、パソコンを使った仕事を取り入れるB型事業所もあります。
大切なのは、自分に合った作業を見つけることです。
手先を使う仕事が得意な人もいれば、パソコン作業が得意な人もいます。
一つの仕事が苦手だからといって、「働くことに向いていない」と考える必要はありません。
自分の得意分野を見つけることもB型事業所を利用するメリットです。
作業中にも休憩があります
B型事業所では、長時間ずっと作業を続けるとは限りません。
午前・午後の作業時間の途中に休憩を設けている事業所も多くあります。
集中力が続きにくい方や疲れやすい方にとって、適度な休憩は非常に重要です。
「休憩する=怠ける」ではありません。
自分の体調を把握して、無理をしすぎない働き方を身につけることも就労支援の一つです。
12:00~13:00|昼休憩
午前中の作業が終わったら昼休憩です。
昼食を食べたり、ゆっくり休んだりして過ごします。
他の利用者さんと話す人もいれば、一人で静かに過ごす人もいます。
「人付き合いが苦手だからB型事業所に通えるか心配」
という方もいるかもしれません。
しかし、無理にたくさんの人と話す必要はありません。
少しずつ環境に慣れていくことが大切です。
13:00~15:00|午後の作業
昼休憩が終わったら午後の作業を行います。
午前中と同じ作業を続ける場合もあれば、別の作業に取り組む場合もあります。
B型事業所で大切なのは、作業量だけではありません。
例えば、
「今日は最後まで作業できた」
「昨日より集中できた」
「分からないことを職員に質問できた」
これらも立派な成長です。
小さな成功体験を積み重ねることで、少しずつ仕事に対する自信につながっていきます。
15:00~|片付け・振り返り
作業が終了したら、自分が使った道具や作業スペースを片付けます。
事業所によっては一日の振り返りを行います。
「今日できたこと」
「難しかったこと」
「明日やってみたいこと」
などを確認します。
毎日の小さな積み重ねによって、自分の得意・不得意も少しずつ見えてきます。
15:00~16:00頃|帰宅
作業や振り返りが終わったら帰宅します。
利用時間は事業所によって違うため、見学時に確認しておきましょう。
また、利用者全員が同じ時間利用するとは限りません。
体調や目標によっては、
「週2~3日から始める」
「短時間からスタートする」
といった利用方法を相談できることもあります。
B型事業所は毎日通わないといけない?
「利用するなら週5日通わないといけないの?」
と不安になる方もいるでしょう。
必ずしも最初から週5日通える人ばかりではありません。
長期間仕事から離れていた方の場合、いきなり週5日通うことが大きな負担になることもあります。
まずは無理のないペースからスタートして、生活リズムや体調が安定してきたら利用日数を増やしていく方法も考えられます。
重要なのは、他の人と比べるのではなく、自分に合ったペースを見つけることです。
B型事業所で一日の流れを作るメリット
B型事業所に通う目的は工賃を得ることだけではありません。
決まった時間に起き、外出し、作業をして帰宅する。
この一日の流れを繰り返すこと自体が、生活リズムを整えるきっかけになります。
さらに、
- 働く習慣を身につける
- 自分の得意な仕事を知る
- 人との関わりに慣れる
- 集中できる時間を増やす
- 成功体験を積む
- 将来の働き方を考える
といった経験にもつながります。
最初から完璧にできる必要はありません。
「事業所まで来られた」
「午前中だけ作業できた」
そんな一歩も大切です。
自分に合ったB型事業所を見つけよう
同じ就労継続支援B型でも、一日のスケジュールや仕事内容、工賃、事業所の雰囲気はそれぞれ違います。
そのため、ホームページだけで判断するのではなく、実際に見学してみることをおすすめします。
見学するときは、
「どんな作業がありますか?」
「一日のスケジュールは?」
「週何日から利用できますか?」
「短時間利用は相談できますか?」
「休憩はどのくらいありますか?」
「自分に合わない作業だった場合は変更できますか?」
などを確認してみましょう。
実際に事業所を見ることで、自分がそこで過ごしている姿をイメージしやすくなります。
まとめ|B型事業所では自分のペースで「働く習慣」を作っていく
B型事業所の一日は、一般的に通所→体調確認→午前の作業→昼休憩→午後の作業→片付け・振り返り→帰宅という流れになります。
ただし、スケジュールや仕事内容は事業所によって異なります。
大切なのは「最初から長時間働けること」ではありません。
まずは事業所へ通う。
少し作業をしてみる。
自分にできる仕事を見つける。
そして少しずつできることを増やしていく。
就労継続支援B型は、そんな一歩を積み重ねられる場所です。
就労継続支援B型事業所「毎日が夏休み。」では、一人ひとりの得意なことや体調に合わせながら、働くことへの一歩をサポートしています。
「B型事業所がどんなところなのか見てみたい」
「自分でも利用できるのか相談したい」
という方は、まずは見学・相談から始めてみてください。

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